全国青少年大会
2004年5月3日(月) 代々木第2体育館
型
小学4年生の部 | 青木アーサー正太郎 | 予選通過後 3位入賞 |
町田拓也 | 予選通過後 6位 | |
小学6年生の部 | 鶴 翔太 | 予選8位(39人中) |
杉山夏子 | 予選10位(39人中) |
組手
小学3年生の部 | 新堀雄太 | ベスト8 |
ワンマッチ | 岩井夏美対エバ・パウリコスタ | 本戦0−0 延長0−0 再延長3−0で岩井に凱歌 |
大会の感想
今年の青少年大会は杉村道場生の型での活躍が目立った。これも少年部での岩井夏美指導員の稽古と、週1回の杉村師範の特別型稽古、そしてもちろん、なんといっても型に出場した4人の努力の賜物である。
組手では負けたものの、鶴翔太、岩崎凪、原島育也、青木アーサー正太郎、新堀雄太の各選手は皆よく頑張った。今後の稽古次第では来年が楽しみである。
ワンマッチはやっと岩井夏美の本当の強さが発揮できたと思う。試合3週間前のギックリ腰、大会2日前の38度以上の高熱、大会当日は37度と、体調はけっして万全ではなかったが、杉村師範は勝ってあたりまえと考えていたそうだから、師範が岩井選手に対する期待と信頼度は大きい。ただし、本番は来年の女子世界大会である。トーナメントを最後まで勝ちぬくのは並みたいていのことではない。今後一層、努力精進して世界チャンピオンの座を射止めてもらいたいものだ。
今回から道場生の木村匡也初段が大会アナウンスとして参加した。木村匡也といえば超一流・超多忙なナレーターである。彼も極真の道場生の一員として大会を多いに盛り上げるため、忙しい中、この仕事を快く引き受けてくれた。今後極真の大会であの素晴らしい声が聞けるのは、我々道場生にとってもファンにとっても、楽しみの1つとなることは間違いない。
今大会は、コート一面の運営を四谷・飯田橋・東松山道場で受け持った。大会中、杉村師範は審判員のため、すべての運営を大庭・阿部・岡戸・蒲生・天川といった黒帯を中心に、道場生が一生懸命各持ち場を受け持ち、滞りなく大会を無事成功に導いてくれたのである。毎回道場生が大会運営に対し理解をして頂き、積極的に手伝いに参加をして頂けることは本当にありがたいことである。大会の度に大勢の人がお手伝いに参加するのは杉村道場の良き伝統になりつつある。これからも道場生のより深い理解と協力を得て、この伝統を続けていければと思う。
また、このページに掲載した写真は駒ヶ嶺さん撮影によるものである。運営に協力しながらの撮影に心から感謝する。