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藤沼敏満 十人組手

1 劣勢負け 鈴木雅一
2 引き分け 長田 剛
3 引き分け 渡辺剛吉
4 引き分け 桑野雄介
5 引き分け 渡辺政久
6 引き分け 川崎弘志
7 引き分け 矢沢幸一郎
8 引き分け 磯 裕一
9 劣勢負け 小室宗一
10 引き分け 綱島晴宏

3人目から連続
引き分け8、劣勢負け2

審査直後の感想
 私は不器用でして、今まで師範にいろいろとご指導をいただき感謝している。審査を受けて、初めて十人組手をやったが、正直すごくつらくて途中で何度ももう無理だと思った。でもこれであきらめたら人生がだめになると思って耐えた。緑帯の人(綱島)とやったとき、自分を出し切ることができて、終わったら感無量で涙が出そうになった。極真をやって本当によかったと思う。歳を重ねていっても強くなる黒帯を目指したい。
感想文
 先日の昇段審査ですが、始まる前は緊張していてどうすればいいのかと頭を悩ませていましたが、昇段審査に入ると悩むどころではなく、目の前に師範や先生方がいらっしゃるので正直、頭が真っ白になってしまいました。しかしそんなことは当然関係なく審査が始まりました。緊張と気合の入れすぎか少し力んでいた気がします。でも今まで8年間空手をやってきたことを素直に出せばいい。途中でそういう感情に変わりました。審査も進み、味わったことのない10人組手が始まりました。技ありをとることを目的にしなくては駄目だ。と師範もおっしゃっていたので、自分は3人目から連続だったのですが、その3人目から技ありをとろうとペース配分も考えずに戦いました。しかし技ありもとれないどころか引き分けになってしまい、その頃には疲れも限界を超えていました。4人、5人と組手が進むにつれペース配分を考えるというのは大きな間違いであると気づきました。一人ひとり全力で戦ったその後には極限を超えた何かがあると思い、10人終わると実際に極限を超えており、極真空手でしか味わえないやり遂げたという気持ちで感無量になってしまい、なぜか涙が溢れそうになりました。
 審査を終えてまだまだ課題は残りましたが、一つひとつの稽古を大事に受け、師範などからいただいた言葉を家に持ち帰り整理し、自分が永遠に成長できるようになりたいと思います。
 私は歳を重ねても強くなれると思うので、本当の体の使い方を覚えて肉体的にも精神的にも強く、そして極真会館に所属していることを誇りに思いいつまでも強さを求めていきたいと思います。生涯忘れることのできない昇段審査を受けさせていただき本当にありがとうございました。これからも日々精進していきますのでご指導の程、宜しくお願い致します。

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